韓経:国連制裁から2日で対朝支援検討した韓国政府…日本は反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.15 09:11
韓国政府が14日、北朝鮮に800万ドルの人道支援を検討することにしたのは「対朝人道支援と政治状況は別個」という認識から出た決定だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が今月12日に「戦術核の再配備は検討していない」と明らかにしたのに続き、対朝人道支援カードまで持ち出したのは北朝鮮を対話の席につかせるための戦略的考慮だという分析が出ている。韓国政府が対朝宥和策をあきらめていないことを伝えるサインだということだ。
だが、このような動きは対北朝鮮圧迫と制裁を強化する国際社会の基調と合わず、論争が起こっている。まず日本が韓国政府の対北朝鮮支援方針に対して「国際社会の対北朝鮮圧力を損ないかねない行動」と怒りを示し、韓日両国の対北朝鮮共助が揺さぶられるのではないかという懸念も提起されている。