韓経:【社説】北朝鮮問題、安倍氏だけと電話会談したトランプ氏…韓国は「透明国家」になったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.07 09:27
ドナルド・トランプ米国大統領が北朝鮮のミサイル発射翌日である6日、安倍晋三首相とは電話会談を行った反面、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行とはしなかった。代わりに金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長とハーバート・マクマスター米国家安全保障問題担当大統領補佐官がこの問題について電話で協議したという。日米両国首脳が当事国の韓国を差し置いて北朝鮮問題について相談したのだ。
米中首脳会談を控えてトランプ政権では北朝鮮問題が焦眉の関心事だ。そのような時点から出てきた米国のこのような態度に、われわれは非常に当惑せざるをえない。米国が北朝鮮問題を議論するにあたり、韓国を「透明国家」か何かのように扱っているような気がするからだ。外交部は、韓国の大統領が空席という特殊な状況のために起きたことで、日米間では依然として緊密な調整が行われていると強調する。