「トランプ大統領の韓米FTA破棄言及、再交渉で優位に立つ狙いも」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.04 13:07
時限爆弾の時計が動いている。トランプ米大統領が2日(現地時間)、韓米自由貿易協定(FTA)を破棄するかどうか来週から議論するというのは単なる貿易戦争宣言ではない。実際に実行する場合、今後の対北朝鮮協調はもちろん、従来の韓米同盟の構図を変える「ゲームチェンジャー」になる可能性がある。
ワシントンポスト(WP)は「マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)とマティス国防長官、ゲーリー・コーン米国家経済会議(NEC)委員長などホワイトハウスと政権の要人が、トランプ大統領の協定破棄の動きを防ぐために努力している」と伝えた。北朝鮮の核・ミサイル挑発が強まっている状況で、韓米FTAの改定や再交渉でなく破棄に向かう場合、韓米関係に深刻な亀裂が生じることを懸念しているからだ。しかし交渉代表のライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は破棄側に傾いているという。