単価引き下を求める中国合弁会社…北京現代車の協力会社が倒産危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.31 13:33
現代自動車の中国工場に部品を納品している会社の社長J氏はこの春から代金を受けていない。こうした中で先週、青天の霹靂のような連絡を受けた。「納品代金の支払いが年末まで円滑にいかないようだから自主的に対策を出してほしい」という内容だった。J氏は「もう1カ月を持ちこたえる余力もない。10年以上にわたり現代車と取引してきたが、事業を整理するべきか深刻に悩んでいる」と語った。
現代車中国法人の協力会社はすべて事情が似ている。現代と直接取引する1次協力会社だけでも200社を超え、2・3次ベンダーや物流など関連分野まで合わせると協力会社は約4000社にのぼる。中小企業が大半の協力会社が平均3.5カ月間(現代車側集計)の納品代金を受けられず、連鎖倒産の危機を迎えている。このうちの一社、イナージー社(中国名・北京英瑞杰)が先週、プラスチック燃料タンクなどの部品の納品を拒否し、現代車工場4カ所が「オールストップ」する事態が発生するなど危機が現実になっている。