韓経:日本製造企業の「Uターン」加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.25 09:04
かつて安い生産コストを求めて海外に生産基地を移した日本製造企業の本国回帰が増えている。中国や東南アジアの賃金上昇が激しいうえ、安倍政権が法人税引き下げ、規制改革、円安政策などで日本国内の企業活動環境を積極的に改善しているからだ。
24日の日本経済新聞は、電気・電子製品と生活必需品の海外生産施設を中心にUターンする企業事例が増えていると報じた。
日本経済産業省によると、日本企業の海外法人が日本に製品を出荷する「逆輸入」が今年1-3月期は2兆5926億円に終わった。過去最高の2015年7-9月期に比べ13%減少した。中国からの逆輸入は1兆915億円と、1年半前に比べ18%減少した。日本に流通する消費財のうち輸入品の比率を表す「輸入依存度」(6月)もピークだった2016年3月より5ポイント落ちた。