韓経:対韓投資大きく減らしたチャイナマネー THAAD直撃で上半期32%急減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.21 09:10
上半期の韓国に対する中国の投資は前年同期比32%、中国人観客数は41%急減したことがわかった。今後も相当期間萎縮するという見通しが出ている。両国の経済成長率が鈍化する中で韓半島(朝鮮半島)への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備などによる政治・経済的対立、中国の産業構造の変化などがかみ合わさった。
韓国貿易協会国際貿易研究院が20日に発表した「韓中修交25周年の評価と示唆点」という報告書によると、韓中間の商品交易は1992年の64億ドルから昨年は2114億ドルに約33倍増えた。同じ期間に世界交易規模が4.2倍増加した点を考慮すれば爆発的な成長だ。だが、昨年韓半島のTHAAD配備による両国間の政治的対立が高まり状況が変わった。今年上半期の韓国の対中投資は前年同期比46.3%、中国の対韓投資は32.3%にとどまった。同じ期間に訪韓中国人も41.0%減った。