【取材日記】自動車労使交渉、トヨタのようにせよ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.10 10:26
現代(ヒョンデ)自動車労働組合が10日に昼間組と夜間組がそれぞれ2時間ずつ4時間の部分ストを強行する。今年に入り初めてのストだ。自動車業界に「8月危機説」が広がる状況で労組は結局6年連続ストの道を選択した。
66年前の日本でも似た事件があった。いまの現代自動車のように1951年にトヨタ自動車も危機説が広がっていた。当時トヨタ労組も賃金引き上げ・雇用保障という要求事項から一歩も退かなかった。ストなどあらゆる手段を動員した労働争議は約2カ月間続いた。結果は破局だった。使用側は創業者をはじめとする経営陣が総辞職し、労組側も労働者の10%に達する約1500人が仕事を失った。