【コラム】文在寅政権Jノミクス、その性急さについて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.04 13:07
「一体なぜこのように急ぐのですか。金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相ではないようですが、誰が政策を主導しているのか気になります」。最近、企業家と市場専門家に会うと最も多く言われることだ。文在寅(ムン・ジェイン)政府の誕生を応援して経済政策方向である「Jノミクス」の大きな枠組みに共感している人達も同じことを言う。
Jノミクスが標ぼうする「人と雇用中心」「所得主導」の成長は経済学的妥当性をめぐって問題があるにもかかわらず、拒否するのが難しい大義を抱いている。低成長と所得格差、青年失業など韓国経済の慢性病を治癒しようと思う悩みが込められているためだ。大企業と輸出が主導する成長が限界に達したので何か新しい試みをしようというのは国民的願いだ。