韓経:【社説】在韓米軍撤退論まで出てくる韓半島の状況
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.01 09:25
米国本土を直接狙った北朝鮮の核・ミサイル挑発がますます露骨化し、米国内の反応が複雑になっている。「すべてのオプションがテーブルの上にある」(マイク・ペンス米副大統領)、「北朝鮮との対話のための時間は終わった」(ニッキー・ヘイリー駐国連米国大使)など強度を高めた圧迫発言とともに対北朝鮮制裁の実効性に対する懐疑論も出てきている。
中国が北朝鮮への原油供給を中断するなど積極的に取り組まない限り北朝鮮の態度は変わらないことが明確となり、在韓米軍撤収など「ビッグディール論」も提起されている。ニューヨークタイムズの報道によると、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は「北朝鮮政権の崩壊後に押し寄せることに対し中国とあらかじめ合意するならば北朝鮮の核問題にさらにうまく対処できるだろう」とした。