韓経:トランプ大統領は中国・日本たたき…韓国が列外になった理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.09 11:15
トランプ米大統領は「仕事の虫」だ。一日に3、4時間しか睡眠を取らない。昨年の大統領選挙では70歳の高齢にもかかわらず一日に3州5都市を回る「殺人的な遊説」を消化した。
大統領就任後も変わらない。午前6時からツイッターでコメントし、一日平均4、5件の過密なスケジュールを消化する。直接的で、挑発的な対話スタイルも候補の時と同じだ。当選すれば公約は空約束になると予想されたが、それもほとんど原案を固守している。長期にわたる大統領選挙過程を経て大統領になったが、ほとんど変わった点はない。
そのトランプ大統領の口から「韓国」という言葉が消えた。大統領選挙では韓国関連の強硬発言を繰り返していた。昨年3月にワシントンポストを訪問した時だ。「韓国は在韓米軍防衛費の45%を負担するが、なぜ100%はいけないのか」と攻勢をかけた。中西・北部の衰退した工業地帯(ラストベルト)で遊説をしながら、韓米自由貿易協定(FTA)は「米国人の雇用を殺す悪い協定」と主張した。大統領になればすぐにも再交渉カードを取り出すかのように攻撃した。