正規職転換に協力会社支援…財界に共生ストレス=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 10:07
大企業は公式にそぶりは見せないが、新しい政策に対する疲労度が貯まっていると訴えている。特に両立するのが難しい課題が一度に投げかけられ「政策相衝ストレス」が大きい。
ある大企業の人事担当役員であるAさんは来年度採用案をまとめるのに頭が痛い。政府の方針通りに正規職を増やせば毎年の労組との賃金交渉で着実に賃金が上がる。最低賃金が上がり低年次社員の基本給と職務・勤続手当ても引き上げなければならない。すべて人件費を上げる要因だ。Aさんは「人件費を減らすために新入採用を減らそうとすれば雇用を増やせという政府政策に反する。政府のガイドラインが出てくるのを待っている」と話した。