【コラム】韓国ドラマ視聴で騒々しい北京の北朝鮮大使館(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.26 15:32
韓国情報当局は北京の北朝鮮公館の異常兆候をとらえ、事態の推移を観望中という。何よりの海外に滞留中の北朝鮮エリート層の間で韓国のドラマと映画・歌謡が広まる雰囲気に注目しているということだ。太永浩元公使は昨年12月、国会情報委の懇談会で「北の住民は昼は『金正恩万歳』を叫ぶが、夜にはふとんをかぶって韓国ドラマを見てあこがれる」と述べた。外交官もコンピューターや携帯電話で韓国のニュースから先に見るという。
平壌は4日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級発射成功でお祭りムードだ。派手に花火を打ち上げ、金正恩・李雪主(イ・ソルジュ)夫婦が参加した祝賀宴会まで開いた。金正恩委員長は「米国に大小の贈り物をたびたび送る」と追加挑発を予告した。2週間にわたり公開活動を停止して夏の休養を兼ねた長考に入ったというのが情報当局の判断だ。