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【コラム】北朝鮮へのアプローチ、「ゆっくり急げ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.21 13:04
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実にお粗末な戦争のシナリオだ。北朝鮮の核・ミサイル施設には製作し終わった核弾頭とミサイルがない。四方八方に分散配備されている。核心兵器は朝中の境界隣接地の山間地方に配備され、攻撃を難しくさせている。無限軌道の移動式発射台の登場後にはミサイルを木々が生い茂る山の中に隠している。そのようなミサイルが飛んできてもTHAADやパトリオットが百発百中迎撃することはできない。このシナリオの最も致命的な部分は核兵器の存在を考慮していないのだ。差し迫った敗戦に絶望した北朝鮮が「お前も死んで俺も死のう」というように核兵器を使わないと言い切れるだろうか。

第2の韓国戦争は米国にとっては過去や未来の多くの戦争の中の1つだが、戦場(battle ground)は韓国で、犠牲になるのは韓国人で、破壊されるのは韓国人の生活の基盤と産業施設だ。トランプ政府はこのような現実を基に、習近平中国主席に対し軍事的オプションよりは外交的オプションでもっと押していくべきだ。習主席は4月の米中首脳会談でトランプ大統領に約束した通り北朝鮮への最後の「一発」である原油供給を中断することを躊躇している。米国が丹東(タントン)銀行にセカンダリー・ボイコット制裁を加え、台湾に武器を売り、中国を最も悪い人身売買国家として指定し、南シナ海で中国が主張する領海中に駆逐艦を航行させる措置を取ったことは習主席が自ら招いたことだ。習主席は米軍が駐留する統一された韓国より核を持つ北朝鮮がより良いという偏狭な態度を捨て、韓半島の平和が北東アジアの安定にとって決定的な要素だという事実を受け入れなければならない。

 
北朝鮮は核・ICBMセットの完成まで進み米国と平和協定のビッグ・ディールをしようとするだろう。韓国は手をこまねいていることはできない。文大統領のベルリン構想と高位軍事会談提案は北朝鮮の核・ICBM開発の完結前に核凍結から始め、非核化で締めくくろうという最も現実的な方案だ。しかし、北朝鮮の反応を考慮せずに「2020年まで」という具体的な期間まで勧告したのは性急だ。非核化の期間を勧告すればその成功と失敗の決定権を金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長に上納する結果となる。文大統領はせっかちな性質を出さずにドイツのことわざのようにゆっくり急ぐことを望む。

キム・ヨンヒ/コラムニスト・論説委員


【コラム】北朝鮮へのアプローチ、「ゆっくり急げ」(1)

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