韓国金融投資協会会長「北東アジア金融ハブ戦略立てなくては」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.11 08:35
金融投資協会の黄永基(ファン・ヨンギ)会長が10日、ファンドを中心にした「北東アジア金融ハブ」の造成を提案した。北東アジア金融ハブは盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に推進されたが、10年にわたり力を出せずにいる。黄会長はこの日の記者懇談会で、「ファンド『百家争鳴』時代と言えるほど韓国の資産運用市場が大きくなっただけに、過去の失敗を反面教師として新たな金融ハブ戦略を立てる時になった」と話した。
資産運用業を中心に金融ハブを設けたシンガポールとルクセンブルクを事例に挙げた。黄会長は「韓国もこれに劣らず年金基金規模が大きく、東京、北京、上海と近い利点がある。優れたITインフラ、英語が可能な人材、治安など、海外の投資会社が好む環境を備えている」と説明した。