米国放送・映画界の人種差別問題の中心に立った韓国系俳優(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.10 14:01
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『征服者』でチンギス・ハン(テムジン)役を演じた米国俳優のジョン・ウェイン。「ホワイトウォッシング」の事例だ。
ホワイトウォッシング問題に対する反発として、米国ネットユーザーの間では「ジョン・チョーを主役に(Starring John Cho)」キャンペーンも広がっている。このキャンペーンは韓国系米国俳優ジョン・チョーをこれまでの映画作品のポスターと合成するパロディだ。アレック・ボールドウィンが「私はハリエット・タブマン(黒人奴隷解放運動家)だ」と話す短い動画を広めたりもした。
南カルフォルニア大アネンバーグ革新研究所の報告書によると、2016年基準で、映画・ドラマなどを含めた作品の登場人物のうち、アジア人の比率は5.1%に過ぎなかった。2014年のハリウッド映画163本を分析した米カリフォルニア大学の「2016年ハリウッド多様性分析レポート」でも、主演俳優のうち白人を除くマイノリティの比率は12.9%にとどまっている。