韓経:【コラム】大韓民国の警察が危険だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.21 15:29
先週、韓国経営者総協会(経総)会館に押しかけた全国民主労働組合総連盟(民主労総)の組合員が座り込みまでしたのは衝撃的な事件だ。組合員らは経総に向かって積弊だと叫び、「解体するべきだ」という要求書簡を持って行った。以前にはなかったことだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後の変化の一つが労働・社会団体の声が高まっている点だ。「法治の道についた赤信号」という指摘が出ている。
さらに驚かされたのは警察の態度だった。他人の家を奇襲しても、エレベーターに乗ろうとする外部の人とこれを防ぐ経総職員のもみ合いにも、警察はほとんど傍観する姿だった。問題の書簡が伝えられるまで1時間以上も座り込みを見守った。