【コラム】文大統領が胸に刻むべきカタールの教訓(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.16 17:18
注意すべき点は、サウジアラビアが4日、ペルシア湾沿岸の産油国カタールの陸海空を封鎖すると、トランプ大統領がツイッターで自分が役割をしたと自慢したことだ。サウジは「テロ支援」という理由を挙げた。それでもトランプ大統領は誰が見てもきまり悪いほど一方的にサウジの肩を持った。
実際、サウジはトランプ大統領の訪問中、1100億ドル規模の米国武器の購入を決めるなど相当な力を注いだ。今後10年間に3500億ドルの軍事装備を取引することにし、米国の軍需産業・製造業・石油企業と550億ドル相当の事業契約も結んだ。