【コラム】文大統領が胸に刻むべきカタールの教訓(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.16 17:17
今月29-30日に米ワシントンで行われる文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ米大統領の初の首脳会談は手に汗を握る。前任の大統領と米国を見る目がかなり違う文大統領と、米国優先主義を主張して同盟国により多くの防衛費を要求し、自由貿易協定(FTA)にも手を加えるというトランプ大統領が初めて会うからだ。トランプ大統領は世界が経験したどの米国大統領とも違い、不確実性が大きいという点も懸念される。
結局、トランプ大統領の特性を徹底的に把握することは、首脳会談と訪米外交の成功に直結する。トランプ大統領のスタイルを分析するには、先月19-27日の最初の海外訪問を細かくチェックする必要がある。行く先ごとに「トランプ的」な特性を赤裸々に表したからだ。