【時視各角】ある知韓派日本外交官の背信(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.06 08:14
すべてのものには法度がある。殺され殺す戦場にも最小限の不文律は存在する。第2次世界大戦中に爆弾を浴びせ合ったドイツと英国だったが、どちらも大学都市のオックスフォード・ケンブリッジ、ハイデルベルク・ゲッティンゲンだけは爆撃しなかった。未来の世代のための最高の学びの場だけは残そうという暗黙的な合意があったのだ。韓日関係もそうだ。いくらねじれても守るべき最小限のマナーがある。
もちろん外交官であっても過去の駐在国の特定懸案に対して建設的な批判はできる。しかし第2の故郷ともいえる国とその国民をひとまとめにして侮辱するのは外交官としてはあり得ないことだ。