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嫌韓はびこる日本オンラインニュース…「侮蔑的コメントの8割が韓国向け」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.28 09:53
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「断交がベスト。なぜ譲歩ばかりしているのか。一部政治家の利権か。南朝鮮など相手にするな!」。

4日の長嶺安政駐韓日本大使の帰任を契機に韓国との対話を促すオンラインコラム(関連リンク)の意見欄に書き込まれたコメントだ。

 
このように日本のオンラインニュースには嫌韓コメントが蔓延していると、朝日新聞が28日伝えた。ヤフージャパンと立教大研究チームが2015年4月の1週間、オンラインニュースのうち政治・社会関連記事1万件を分析した結果、韓国人や中国人を誹謗するコメントが25%にのぼった。記事について書き込まれた全体のコメントは数十万件。韓国関連のコメントが最も多い20%を占めた。その多くに嫌韓の意識が色濃くみられたと、同紙は伝えた。

侮蔑的なコメントだけを別に分析した結果、嫌韓コメントの比率は80%に上がった。主に旧日本軍慰安婦問題など歴史認識に関するコメントだった。コメントが多い記事の主なキーワードは歴史・民族・領土・日本皇室・民族主義(ナショナリズム)など。オンライン記事の相当数が日本の極右情緒を刺激するという点も関係があるとみられる。ある政治サイトの運営者は「記事に保守的な見出しをつければクリック数が増える傾向がある」と伝えた。

いわゆる「ネット右翼」と呼ばれる人たちが存在するという観測もある。今回の分析結果でも1週間に100件以上コメントをした人は全体の1%だが、この人たちのコメントが全体の20%を占めた。ヤフージャパン側は「コメントを常に監視している。悪質なコメントを除去したり、表示順位を下げる作業をしているが、過激な内容のコメントを完全になくすことはできない」と伝えた。

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