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セウォル号客室から「遺体」発見か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.13 13:36
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4階の船尾の客室から人のものと推定される骨が多数発見されたという報道があった中、骨でなく遺体の形態で見つかったという報道があった。

ソウル新聞は13日、セウォル号の4階の床から5メートル上の支障物の隙間に引っかかっていた服の中に不明者が屍蝋化した状態で確認されたと伝えた。屍蝋化とは体の脂肪が分解されて生じた脂肪酸と水中のマグネシウム、重金属が結びついて石けんのような形態になることをいう。

 
関係者はインタビューで「服の中だったため外側より腐敗の速度が遅かったはず」と述べ、ソウル大医大のイ・ユンソン法医学教室教授は「小さな生物が侵入できる環境なら遺体が毀損されて白骨化しただろうが、そうではなく化学的反応だけが起きたとすれば屍蝋化するだろう」と診断した。

これに先立ちセウォル号現場収拾本部は12日午後4時35分ごろ、セウォル号4階の船尾の8人部屋から人のものと推定される骨が多数発見されたとし、「一部は服を着た状態と推定されるが、泥などが多く正確なことは確認しなければ分からない」と伝えていた。

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