東芝を必ず確保する…日本に向かうSKグループ会長(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.24 09:08
今回の買収戦に日本の財務的投資家と組んで飛び込んだSKハイニックスは米国の半導体企業ウェスタンデジタルとの協力を積極的に推進しているとされる。SKグループ関係者は「買収戦を率いるSK側の核心経営陣が最近米国でウェスタンデジタルの経営陣に会い手を組もうと提案したと理解している。崔泰源会長も今回の出張で日本を訪問しているウェスタンデジタルのマーク・ロング最高財務責任者(CFO)らと接触する可能性がある」と話した。
ウェスタンデジタルは東芝買収戦の核心のカギを握る会社だ。この会社は2000年から東芝と三重県四日市の半導体工場を共同運営してきた。ウェスタンデジタルはこの17年間に同工場の装備購入だけで1兆4000億円を投資した。ウェスタンデジタルは最近これを掲げて前東芝に独占交渉権を主張した。「パートナーの合意なく合弁会社の株式を売ることはできないという条項が契約書に明示されている」と主張したのだ。