7000億円の損失抱え…東芝、米国の原発事業断念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.28 09:50
悪の財政難に陥った東芝が結局米国の原子力発電所子会社を放棄する。日本経済新聞は27日、東芝の米国原子力子会社ウエスチングハウス(WH)が早ければ28日にも米国の裁判所に米連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請する計画だと伝えた。WHは昨年原子力発電所建設の遅延などにより7000億円を超える損失を出し東芝全体を危機に追いやった張本人だ。東芝は当初WHを売却しようとしたが赤字まみれの企業に出資する企業は現れず、結局破産を決めた。
WHはこの日、事業関係者、主要株主などと事前会議を開いて意見を調整した後、翌28日に取締役会を開き破産法適用申請を決議する予定だ。その後芝も今週中に取締役会を開いて同内容を承認するものとみられる。東芝は早ければ当日に裁判所への申請を完了し最大限速やかにWHを連結会社から切り離す方針だ。