【グローバルフォーカス】第19代韓国大統領に待ち構えている挑戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.21 13:39
歴史上、最も難しい戦略環境に置かれることになるが、次期大統領には準備期も過渡期も許されていない。選挙のすぐ翌日から任期を始めなければならない。それならば次期大統領はどのように難局を突破していくべきか。4つのことが考えられる。
第一に、次期大統領は新たな太陽政策を試みる余裕がない。北朝鮮が近く6回目の核実験をするかもしれない現状況で、開城(ケソン)工業団地や金剛山(クムガンサン)観光を再開すると宣言するのは賢明ではない。そのようにすれば、米国・日本だけでなく、さらには中国とも関係が遠ざかる中で韓国の戦略的位置づけが弱まるだけだ。