【グローバルアイ】日本の米大統領選への対応…「緻密」越えて「創意的」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.11 10:19
ゲームは終わった。米大統領選挙はヒラリー・クリントン氏の勝利だ。まだ1カ月も残ってはいるが、残りのテレビ討論で覆ることもなく、経済指標が崩れることもなく、クリントン氏が失神してふらつくこともない。クリントン財団のスキャンダルが浮上しても、過去のウォール街での講演録が公開されても、ウィキリークスの暴露が出てきても効果は「ゼロ」だ。残りは一つ。どれほどの大差で(クリントン氏が)勝つかだ。
私の考えではない。「クリントン友軍」のニューヨークタイムズやワシントンポスト(WP)のコラムでもない。客観的に市場情報を分析するダウジョーンズ社の「マーケットウォッチ」が6日に出した結論だ。翌日には卑猥な発言の録音テープが明るみに出た。やはり「口で栄えた者は口で滅びる」ようだ。今では他のメディアも「トランプ氏は終わった」と伝えている。
「5月はトランプ氏、6月はクリントン氏、7月はトランプ氏…10月はクリントン氏」の順であまりにも正確に進行してきた「勝者1カ月周期」が気になるが(11月はトランプ氏の順)、冷静に見ると現状況でトランプ氏が勝つのは奇跡に近い。