米、北朝鮮への軍事行動に踏み切る場合(1)防空網(2)軍指揮部(3)核・ミサイル(4)核実験場の破壊
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.18 11:10
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米海軍の戦艦ミズーリ(BB-63)がトマホーク巡航ミサイルを発射している。米国が北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)施設を攻撃する場合、このミサイルを使う可能性が大きい。(写真=米海軍)
米国が北朝鮮に対して軍事的行動に踏み切る場合、大まかに4段階の措置が必要だというのが専門家の分析だ。韓国合同参謀本部のシン・ウォンシク前作戦本部長は「米国の北朝鮮に対する軍事措置は北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)基地以外にも核施設、北朝鮮軍の指揮・統制施設などを破壊する同時精密攻撃式で行われるものと見らえる」と話した。韓国を相手にした北朝鮮の大規模反撃を防ぐためだ。
作戦1段階は北朝鮮の防空網の除去。イージス艦・潜水艦から発射されたトマホーク巡航ミサイルが北朝鮮のSA-2とSA-5など、中長距離対空ミサイルとレーダーを破壊する。目と窓を除去することだ。それでこそ20キロ上空に高高度無人航空機のグローバルホークを飛行させ、北朝鮮軍の動きをいちいち確認することができる。。