「フランスの家族政策は子供を産みたいと思わせる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.31 17:25
2017年、大韓民国は深刻な「人口絶壁」に立たされている。昨年、韓国の合計特殊出生率(妊娠可能な女性1人当たり平均出生数)は1.17人で、全世界224カ国で220位と最下位圏だ。高齢化速度も経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も速い。一方、1990年代まで代表的な出生率が低い国だったフランスは昨年、欧州で最高水準の合計特殊出生率(2.1人)を記録した。
このように、比較される状況に置かれた韓仏両国のオピニオンリーダーが少子化対策の準備に向けて膝を突き合わせて話し合った。昨年、韓仏修交130周年を迎え、両国で発足した指導層の集いである韓仏・仏韓クラブは30日、ソウル龍山区(ヨンサング)グランドハイアットホテルで第3回韓仏ハイレベルダイアログを開催した。洪錫炫(ホン・ソクヒョン)韓仏クラブ会長はこの場で「若者たちが結婚して子供を産むことができるように条件を作るのが既成世代の責務」と強調した。