小沢一郎氏「安倍首相、駐韓国大使の召還はあり得ない…歴史問題に誠意を見せるべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.29 13:59
米国のトランプ大統領の登場、中国の浮上などで国際秩序が大きく変化している。特に、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる韓中間の葛藤と北朝鮮の核脅威のため、長期間続いている韓日および韓日中関係のこう着状態を解消しなければいけないという声が高まっている。2009年に民主党幹事長として戦後日本の自民党長期政権を倒した日本政界の大物であり東アジア重視外交で注目された小沢一郎自由党代表(75)に27日、申ガク秀(シン・ガクス)国立外交院国際法センター所長(元駐日大使)が会った。
国立外交院(院長・尹徳敏)で講演するため訪韓した小沢代表は「慰安婦問題など歴史の問題に対して日本が先に誠実に臨まなければならず、韓国も(その謝罪を)受け入れて過去をめぐる確執を除去しなければいけない」と述べた。小沢代表は「日韓が和解し、ともに協力していこうというメッセージを中国に出してこそ、東アジアの平和と安定が実現する」と強調した。