北朝鮮に関与の中国企業を制裁…米国務長官が訪中で警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 14:29
米国務省のジョセフ・ユン6カ国協議首席代表兼北朝鮮担当特別代表は22日、「ティラーソン国務長官は北朝鮮への圧力に中国が全面的に加わることを期待し、そうでない場合は北朝鮮とかかわった中国企業に対する制裁をためらわないという立場をはっきりと伝えた」と明らかにした。ティラーソン長官は18、19日に訪中した。ユン代表は「訪中当時、ティラーソン長官は武大偉6カ国協議首席代表と会談し、今は(北朝鮮と)対話をする時ではないという点を明確に話した」と説明した。
ユン代表はこの日、世宗路(セジョンノ)外交部庁舎で韓国側の金ホン均(キム・ホンギュン)6カ国協議首席代表と会談し、このような内容を伝えた。外交部の当局者は「ティラーソン長官は国連安保理決議を忠実かつ完全に(fully and completely)履行するためには中国の役割が何よりも重要だという立場を伝えた」と話した。続いて「広義の概念で不法行為にかかわった中国企業の米国との取引を遮断するセカンダリーボイコットと見ることができる」と説明した。ユン代表は高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に対する中国の報復についても米国が警告したという事実を紹介した。