「中国国民、テレビで韓国アイドルを見れば嫌悪感…それで制裁」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.05 08:32
中国の王毅外相と孔鉉佑外務次官補は韓国の共に民主党議員団との会談で、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備に反対すると述べ、中国人が傷を受けたと明らかにした。限韓令(韓流制限政策)は国民の感情による措置だと説明したと、訪中団の関係者が伝えた。
孔次官補は「韓国の国民感情と同じように中国人も喜怒哀楽がある」とし「韓中修交25周年を控え、中国が直接(韓国の)安保に危害を加えたこともないが、なぜ(韓国が)中国の安保を阻害するのかという中国の国民感情も理解してほしい」と述べた。孔次官補は限韓令の指摘に対し「(中国人の)感情が良くない。声が大きい少数の意見を無視することはできない」とし「国民が制裁している」と語った。中国の韓流プログラム制限はTHAAD配備による措置ということだ。中国人観光客制限令については「低価格旅行問題を整理する過程で出てきた問題とみられる」と説明した。続いて「国民がTHAADを深刻に考えているが、テレビが韓国ドラマ、韓国アイドル一色なら嫌悪感が生じることがあり、自制する形で国民感情を考慮した措置」と述べた。