『Love Letter』『君の名は。』など韓国でヒットした日本映画の翻訳家は誰?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.17 10:12
カンさんは「翻訳作業をしながらセウォル号事件が思い出したが、後で新海誠監督が『セウォル号事件に衝撃を受けて“じっとしろ”という台詞を入れた」と話した時、びっくりした」と話した。
「日本の観客が笑う場面で韓国観客が笑わないなら、よくできた翻訳と言えない。作品の価値を傷つけたくないので流行語は使わない。新派調で訳してほしいという映画会社の要求も絶対に受け入れない」。カンさんの翻訳哲学だ。
梨花(イファ)女子大学新聞放送学科の在学時代に日本語を勉強したカンさんは、1997年交換留学をしていた日本で韓国映画週刊誌の通信員として活動しながら映画の魅力に目覚めた。その後、釜山(プサン)国際映画祭の通訳などの仕事から翻訳専門家としての道に入った。