<中国のTHAAD報復>冷静な中国人も…「政府が人民を強制するな、私はロッテで買う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.07 10:53
高高度ミサイル防衛(THAAD)体系敷地を提供したロッテグループに対する中国当局の報復はすべての中国人の支持を受けているわけではない。中国政府の報復性の行政措置が取られず正常運営中のロッテの売り場は普段と変わらない姿だった。ショッピング中の市民は冷静に政府を批判したりもした。
6日、北京駅付近のロッテマート崇文門店は昼食時間を迎えると、麺とギョーザの売り場に長い列ができるほど客が多かった。ここで会った60代の元公務員の男性は「2008年の(フランスでの北京オリンピック聖火リレー妨害事件による)カルフール売り場不買運動の時も結局、損をしたのは中国人職員だった。政府の政策が人民の意志を強制するべきではない」と不満を表した。続いて「誰が何と言おうと私はロッテでずっとショッピングをする」とし「こうした(報復)行為は本当の意味の愛国ではない」と語った。