【コラム】選挙か、朴大統領か=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.20 16:19
弾劾事態に傷つけられた一部の保守勢力もこのような流れをそのまま受け入れているようだ。政権交替は避けられないとみて自身の声を出すことに集中している。2007年の状況と反対となっている。本当にそうだろうか。選挙は開票まで終わったとは言えない。実際、韓国の選挙ではほとんどの与野党が薄氷の対決を繰り広げてきた。40対40となった。残りの20%が動いた。2007年や今年、他の年とは異なる様子を見せているのにはいくつかの要因が隠れている。
第一に、隠れた票が多い。恥ずかしくて回答していない割合が高い。いわば「シャイ保守」だ。崔順実(チェ・スンシル)事態と弾劾政局の影響が大きい。また、明らかな保守候補がいない。文在寅対安熙正の対決なら、少しでも「より嫌いでない候補」に「戦略的支持」をするという回答がある。この部分は、投票をあきらめる可能性も、戦略的投票に参加する可能性もある。また、実際に選挙日には保守の代表走者に票を投げる可能性が大きい。