【社説】予防的打撃論まで登場しているのに大統領候補は何をしているのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.15 13:46
固体燃料および移動式発射台が採択された北朝鮮弾道ミサイル「北極星2型」の発射で韓半島(朝鮮半島)の緊張が高まっている。特に、ドナルド・トランプ米国大統領が北朝鮮に対する超強硬政策を宣言して予防的打撃論まで力を得るようになり、今後が非常に懸念される。
トランプ大統領は13日、ミサイル発射後「明確に、北朝鮮はこれ以上なく大きな問題として非常に強く扱っていく」と明らかにした。目を引くのは「米国の最も重要な国家安保問題は何か」という質問に対してこのように答えたという点だ。これは彼の頭の中に「米国の最大脅威は北朝鮮の核」という認識が占めているという意味だ。