韓経:大宇造船、毎月100億円の現金不足
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.06 09:54
大宇造船海洋が今年に入っても資金難を解消できずにいる。毎月1000億ウォン(約100億円)以上の現金が不足していると分析されている。長い「受注の崖」の影響で運営費として出ていく費用がより多くなったからだ。
造船業界によると、大宇造船は正常な営業活動で毎月入ってくる現金が6000億ウォンであるのに対し、運営費として出ていく金額は7000億ウォンにのぼり、流動性問題に苦しんでいる。
大宇造船の流動性危機を加重するのは4月21日の4400億ウォンをはじめ、今年満期を迎える9400億ウォンの社債だ。今年の利子費用(2400億ウォン)と営業関連の現金不足(年間1兆2000億ウォン)を勘案すると、計2兆3800億ウォン(日常的な営業活動除外)が大宇造船から今年出ていく現金となる。