韓経:大宇造船「受注絶壁が来る」警告多かったのに、韓国政府・産業銀行だけうわの空で流した(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.11 10:19
韓国政府は大宇(デウ)造船海洋を生かすために昨年10月末、産業銀行と輸出入銀行を通じて4兆2000億ウォン(限度、約4000億円)を追加支援することに決めた。流動性危機の息の根を開けば回復できるという判断からだ。だが昨年2兆9372億ウォンの営業損失を出した大宇造船は1-3月期にも赤字を出し、今年に入ってから1隻の船も受注できずにいる。税金支援を受けて延命する大宇造船のために造船業全体が低価格の受注競争に陥っているという憂慮も少なくない。
このように状況が好転しないため政府は6カ月ぶりに大宇造船についての自救計画を再び立てることにした。これまでの回復計画とこれを土台にした流動性支援案が間違っていたことを認めたという批判が金融圏から出ている。
◆昨年10月どんなことが…