感情に訴えた独島少女像、敏感な領土問題に触れた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.18 08:26
対日関係では不必要なことをして問題が発生する場合がある。李元徳(イ・ウォンドク)国民大日本学研究所長によると、それだけ韓日関係は敏感だという。そのような両国関係に外交葛藤事案が突出した。
京畿道(キョンギド)議会の独島サラン(=愛)・国土サラン会が独島(ドクト、日本名・竹島)少女像設置のために16日、道議会のロビーに募金箱を設置したのが発端だった。独島問題と慰安婦問題は別のトラックで進行されてきたイシューだった。慎重に接近するべき2つの事案が「独島少女像」で一つに結びつけられ、爆発力の強い外交問題に急変した。直ちに岸田文雄外相は17日、独島少女像の設置は「受け入れられない」と反発した。そして「竹島は国際法上も歴史的にもわが国固有の領土だ」と主張した。韓国の地方自治体が準備したイベントのため、日本の外相が領土問題を再び争点化した様相だ。午後には菅義偉官房長官が「関連報道の後、韓国側に直ちに抗議した」と明らかにした。