「戦時性暴力犯罪」消したい日本、少女像撤去に執着
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 07:41
「日本の怒りは当然だ。一昨年末の合意に基づいて日本は10億円を拠出した。一方、韓国は在韓日本大使館前の少女像について『適切に解決するよう努力する』と言ったが、撤去していない。釜山(プサン)にも新しく少女像が設置された」。
8日の朝日新聞に掲載された65歳の日本人男性のコメントだ。韓国を非難して安倍政権が長嶺安政駐韓日本大使と森本康敬釜山総領事の一時帰国など報復措置を発表したことを支持した。
日本がこのように少女像の撤去に執着する理由は10億円で過去の歴史を消すためという分析が提起された。在日韓国人2世の金富子(キム・ブジャ)東京外国語大大学院教授(59)は「日本社会は戦争の加害の歴史を忘れようとするが、少女像は日本人、特に日本人男性に自分の父や祖父が戦争の性暴力加害者になったかもしれないという事実を浮き彫りにする象徴」と解釈した。キム教授は「加害者側から少女像の撤去を話してはいけない。少女像は反日の象徴ではない。忘却に対する抵抗であり平和な未来を作るための責任の象徴」と強調した。