「韓国、退職年齢引き上げ移民促進を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.05 10:41
少子高齢化が2021~2030年に韓国の1人当たり潜在成長率を1.5ポイント引き下げるというアジア開発銀行(ADB)の分析が出された。ADBは韓国など高齢化が急速に進行しているアジア諸国に退職年齢の引き上げと移民促進を勧告した。企画財政部が4日に明らかにしたところによると、ADBは最近「アジア地域の労働人口不足対応案」という題名の報告書を出した。
報告書によると、アジア地域の15~64歳の生産可能人口増加率は徐々に下がっている。1990年に29%だったが2030年は6%まで低くなり、2050年にはマイナス5%とアジア全体の生産可能人口が減少する。韓国はすでに今年から生産可能人口が減り始めた。自然に15~64歳に対する65歳以上の人口比率を示す「老齢依存比率」は急上昇する。1950年の6%から2015年に11%に上がり2050年には29%まで上昇するものとADBは予想した。