日本での韓日中首脳会談、来年に延期か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 07:43
29日午後にソウル都染洞(ドリョムドン)の外交部庁舎で行われた趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官の定例記者会見では、韓日中首脳会談に関する質問が多かった。「朴大統領が出席できない状況に対応しているのか」「国内的な合意に基づき我々の指導者と認められる人が代わりに出席する状況も想定しているのか」などの質問に対し、趙報道官は「これ以上具体的に答えることはない」「言及するのは適切でない」という返答で一貫した。この日の記者会見は朴槿恵(パク・クネ)大統領の3回目の国民向け談話発表の約30分後に行われた。
趙報道官が述べたように韓国政府は現在、3カ国首脳会談出席に対する確実な立場を整理できず頭を悩ませている。3カ国首脳会談を12月19-20日中に開催しようという日本の提案に対し、韓国政府はすでに「韓国首脳の出席」を回答した状態だ。しかし「弾劾」「秩序ある退陣」など朴大統領の去就をめぐる国内の政治状況が整理されず、「朴大統領の出席」を確定できずにいる。外交部は「現在としては大統領の出席のほかにシナリオを準備していない」と言葉を控えている。