【現場から】崔順実は? 日本人バイヤーらのぎくりとする質問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.22 08:59
「韓国が神政国家とは知らなかった。忌まわしいので台湾の会社に下請けを変えなければならない」。
日本の大手アニメーション会社から外注を受けているAさんは日本人担当者の冗談に一瞬背筋がひやりとした。最近台湾の会社が積極的に営業を行っており、崔順実(チェ・スンシル)問題を口実に仕事を奪われかねないと考えた。「崔順実ゲート」は日本の関心ニュースに挙げられるなど連日特筆大書されている。崔順実には「操る女」というニックネームがついた。大企業系列の総合商社に通うハンさん(42)はこのところ外国人バイヤーから「韓国政治に問題はないか」というあいさつの言葉をしばしば聞く。1%のマージンをめぐって競争する激しい営業の現場で、ややもすると契約に悪影響を与えないだろうかと焦りが出る。