【取材日記】サムスンが知らない「ノート7」交換率の低い理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.24 08:56
先週、記者の脳裏を何度かかすめた言葉がある。「関係の週末」。まず思い浮かんだのが同名の1973年作の映画(日本タイトル『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』)だ。無法者ビリー・ザ・キッドと、かつて彼の友人だったが保安官になって彼を射殺するパット・ギャレットの話だ。
過去の西部劇の話を持ち出したのは、劇中の老夫婦の永遠の別れの場面で米国歌手ボブ・ディランの代表曲「天国への扉」(Knockin’ on Heaven’s Door)が流れるからだ。この映画はこの曲を初めて大衆に紹介したという事実だけでも、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に少なからず寄与した。映画をよく見た幼い頃、苦労してビデオテープを手に入れてのめり込みながら見た記憶があり、黄鶴洞(ファンハクトン)で海賊版映画音楽(OST)LP盤を購入した記憶などとともにこの映画は先週の「関係の終末」のハッピーエンド版だった。