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韓経:「嫌韓事件」増えた日本…それでも韓国人観光客は行く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.21 09:17
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最近日本で各種「嫌韓事件」が続いているが、日本を訪問する韓国人旅行客は昨年より増えていることが分かった。寿司店わさびテロ、韓国人差別バス切符発行、韓国人を狙った暴行などの事件が相次いで発生したが、日本旅行の人気は相変わらずだ。

ハナツアーは20日、10月の日本パッケージ旅行商品予約者が前年同月比23%増えたと明らかにした。11月はまだ予約中だが、すでに昨年の11月全体並みの予約者を確保している。嫌韓事件が相次いだ大阪に行く旅行客は今月も56%増えた。チャムチョウン旅行会社も10月の日本パッケージ商品販売が前年同月比45%増、11月は33%増となった。大阪は11月の予約者が25%増え、東京(15%)、福岡(10%)を上回った。

 
チャムチョウン旅行会社の広報チーム長は「人気地域の大阪はキャンセルが発生しても航空搭乗率が80%台を維持している」と伝えた。

ガイドが同伴しないエアテル(航空便・ホテル費用のみ)商品の実績も好調だ。モドゥツアーの日本エアテル商品販売は10月が前年同月比12.3%増、11月は15.4%増。大阪を訪問する旅行客は10月が40%増、11月が62.7%増、急激な上昇曲線を描いている。

航空券の販売も人気だ。インターパークツアーは10月の大阪行き航空券の販売が前年同月比18.2%増えたのをはじめ、北海道(109.4%)、東京(21.6%)、福岡(9.8%)路線すべて人気だと明らかにした。

今年1-9月に日本を訪問した韓国人観光客は前年同期比30.2%増の371万人。昨年全体の韓国人訪問客(400万人)の93%にのぼる。業界は日本旅行の需要が増える理由について▼日本の代わりとなるほどの地域の不在▼いつでも訪問しやすい近い距離▼競争激化による安い航空料▼ショッピングおよび料理の魅力--などと分析した。

ハナツアーの広報チーム長は「国内旅行のように簡単に行くことができる日本旅行の特性上、キャンセルが発生しても待機需要が席をすぐに満たす」とし「しかし最近のような良くない事件が続けば日本旅行の増加傾向が短期的に変わることも考えられる」と話した。

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