韓国壮年層の臨時職比率34%…OECD平均は8%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.20 10:18
韓国人の平均引退年齢は男性72.9歳、女性70.6歳だ。経済協力開発機構(OECD)加盟国平均(男性64.6歳、女性63.2歳)に比べ7~8年さらに働いていることになる。それ以上に深刻なのは50歳前後で退職して20年以上も臨時や日雇いのような単純労務職を転々としている点だ。なぜ通い続けた会社を退社すると磨きあげたスキルやノウハウが発揮できなくなってしまうのか。
50代の経済活動人口10人中7人は高卒以上の学歴がある。60代は10人中6人程度が中卒以下だ。職業も50代は専門家・事務職・管理職が多く、60代は単純労務職や農林漁業に従事している場合が多い。学歴が高いにもかかわらず、引退した50代が雇用市場に再び参入しにくいのが現実だ。