サムスン、スマホリコール衝撃を半導体でばん回…7-9月期実績発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.08 12:49
主力スマートフォンを1カ月間販売できず、スマートフォン交換費用として1兆ウォン(約926億円)以上を使いながらも、サムスン電子が「サプライズ実績」を出した。サムスン電子は7-9月期の売上高49兆ウォン、営業利益7兆8000億ウォンという内容の実績暫定値(ガイダンス)を7日、発表した。これは金融情報会社エフエヌガイドが集計した証券会社の営業利益予測値の平均より3500億ウォン以上多い。ギャラクシーS7の販売好調で営業利益が8兆1000億ウォンの「アーニングサプライズ」となった前期に比べると、売上高は3.8%減、営業利益は4.1%減。前年同期(7兆3900億ウォン)に比べると営業利益は5.5%増加した。
市場では半導体・ディスプレー・テレビ・生活家電など部品から完成品まで保有する「ポートフォリオの力」がギャラクシーノート7のリコールという危機状況で力を発揮したと評価している。