安倍首相の慰安婦謝罪手紙拒否に韓国政府「言及を控えようと思う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.05 09:17
安倍首相が3日、旧日本軍慰安婦被害者に謝罪の手紙を送る問題について「毛頭考えていない」と述べたことに対し、韓国政府は「安倍首相の関連発言、特に具体的な表現については言及を控えようと思う」と明らかにした。
外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は4日の定例記者会見で関連の質問に対し、「政府としては韓日間の12・28慰安婦合意の精神と趣旨を尊重する中、被害者の方々の名誉および尊厳回復、心の傷の癒やしが早期になされるように日本側と続けて協力していこうと思う」とし、このように述べた。これに先立ち趙報道官は先月29日の記者会見では、謝罪の手紙の必要性が提起されることに対し、「日本側が慰安婦被害者の方々の心の傷を癒やす追加の感性的な措置を取ることを期待している」と述べていた。