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<米大統領選テレビ討論>泥沼戦、政策はなく人身攻撃が乱舞

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2016.09.28 09:02 Googleで中央日報を読み逃さない
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90分間の泥沼戦だった。政策はなく人身攻撃ばかり飛び交った。

速射砲のように休む間もなく「ジャブ」を出すドナルド・トランプ氏に対し、ヒラリー・クリントン氏は重い「カウンターパンチ」で対抗した。政治的な熟練度というか、忍耐で違いが生じた。世紀の対決らしく26日午後9時から米ニューヨーク州ホフストラ大学の講堂で開かれた米大統領選挙の1回目のテレビ討論は終始、手に汗を握る緊張の連続だった。

 
この日の最大の関心事は「どんなトランプ」を見せるかという点だった。「大統領適任者」を浮き彫りにするために「穏やかなトランプ」に変身するのか、従来の「トランプスタイル」を維持するのかだ。答えは「両方」だった。最初の数分間は声のトーンも低めてクリントン氏の発言に同意する姿まで見せた。しかし討論開始から11分ほど過ぎると、トランプ氏のクールな姿は突然消えた。クリントン氏の答弁中に割り込んで「私はそういう話をしたことはない!」「違う、違う!」「どこで私がそういう話をしたという資料を探したのか」などと叫び始めた。

途中で相手の発言を断った回数はトランプ氏が27回、クリントン氏は5回だった。この時からトランプ氏のリズムが崩れた。ため息もつく姿も見せた。さらにクリントン氏の健康問題を攻撃するべきトランプ氏本人が風邪をひいて鼻をすすった。その回数が増えると、ソーシャルネットワークサービス(SNS)では#TrumpSniffles(トランプの鼻すすり)というハッシュタグが急速に広がった。

この日の討論の流れを変えた決定的な一言は討論開始から50分後に出てきた。「あなたが家にいる間、私は遊説をし、有権者の声を聞いた」というトランプ氏の攻撃に対し、クリントン氏は「あなたは私を批判するために今回の討論を準備したが、私は大統領になるための準備をした」と真っ向から受け返すと、拍手が起こった。テレビ討論は原則的に客席の拍手や揶揄が禁止されている。

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