「堂島ロール」のモンシェール、韓国首都圏の人気に乗って釜山へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.28 08:39
生クリームロールケーキの「堂島ロール」で有名な日本のパティスリー「モンシェール」(韓国では「モンシュシュ」)が6日、釜山市海雲台(プサンシ・ヘウンデ)新世界(シンセゲ)センタムシティ店にオープンした。2013年8月に新世界江南(カンナム)店で韓国に初めて進出してから満3年だ。新世界本店、現代板橋(ヒョンデ・パンギョ)店、カロスギル店など首都圏では6店舗を構えているが、地方進出は今回が初めてだ。
その人気に比べて支店が多くない理由はすべての店舗を直営店として運営しているためだ。モンシェールコリアのキム・ミファ代表(44)代表は「これまで香港・上海・ドバイ・シンガポール・米国などからフランチャイズの問い合わせはあったが、特に韓国から最も多くの連絡を受けた」とし「新鮮な材料を空輸してその日その日作って売るケーキの特性上、フランチャイズ形態は合わないと考えた」と話した。
堂島ロールは北海道産の牛乳で作った生クリームをたっぷり使ったロールケーキだ。2003年に大阪堂島地域で初めて発売されてつけられた名前だ。スタッフ2人の小さなベーカリーに過ぎなかったモンシュシュは日本各地に29店舗を展開して大きな成功を収めた。現在は韓国・中国・香港などに13店舗を構えてグローバル化に拍車を加えている。昨年の同社の売上額は600億ウォン(約55億円)ほどだ。