韓国造船が世界1位に酔っていた時、日本・中国は構造調整進めていた(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 09:48
半面、韓国造船会社は受注が急減している。5年前には「トップ15」のうち8つを占めていた韓国企業のうち3社〔韓進(ハンジン)重工業、城東(ソンドン)造船海洋、SPP造船〕が15位圏外に消えた。韓国造船会社8社ともに過去5年間で受注残高が13~93%減少した。
同じ不況で特に韓国造船業の萎縮が大きかった理由として専門家は二種類を挙げている。第一に構造調整時点を逃した。日本・中国が数年前から構造調整を始めていたのに比べ、韓国は最近になって構造調整を議論しているというのがハン・スンフンKAIST海洋システム工学専攻教授の指摘だ。また、前方産業である海運業と連係しなかった点も限界だ。ハン教授は「日本と中国は共通して造船+海運業を一括で構造調整する委員会を中心に、ここ数年間、最上位の造船会社の競争力を育成してきた。半面、韓国は海運業とは別個に構造調整を議論している」と指摘した。