韓国戦争当時のじゅうたん爆撃で北朝鮮が「B-29トラウマ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 08:43
北朝鮮は米軍の爆撃の可能性を憂慮し、恐怖に近い反応を見せてきた。こうした姿は今回の爆撃機出撃過程でも例外でなかった。朝鮮中央通信はB-1B戦略爆撃機が韓半島(朝鮮半島)を飛行した翌日の14日、「核戦略爆撃機を南朝鮮地域の上空に飛ばしながら、その過程で核先制打撃の機会を用意しようとしている」と米国を非難した。
北朝鮮は韓国戦争(朝鮮戦争)当時、米空軍のじゅうたん爆撃を「野獣的爆撃」として今でも批判する。米軍はB-52Hの元祖格であるB-29爆撃機で北朝鮮を猛爆した。第2次世界大戦期間に欧州地域に浴びせたものより多くの爆弾を投下した。旧ソ連のミグ機が対応したが、失った制空権を取り戻すことはできなかった。北朝鮮軍は戦闘爆撃機が飛行する昼には移動をあきらめるしかないほどだった。